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はじめに

同じトレーニングをしても、走力が順調に伸びる者から停滞してしまう者まで様々です。
そういったトレーニング効果の個人差を説明する要因として、心拍変動（HRV）が近年注目されています。
心拍変動とは、自律神経を表す指標です。
近年ではスマートウォッチやウェアラブルデバイスを用いることで手軽に測定できるようになってきました。

本セミナーでは、三津家貴也氏が自らが競技力を伸ばした際に取り組んでいたアプローチを語ります。
また、世界中に数万人以上のアクティブユーザーを持つHRV4Trainingのアンバサダーをつとめる髙山史徳が基本的なことから使用ツールに至るまで解説します。

このセミナーは、NSCA ジャパン CEU プロバイダープログラムの承認を受けたセミナーです。

NSCAの資格保持者の方は継続教育単位として、0.2 CEU（カテゴリーA）が付与されます。

本セミナーで扱う内容

〇心拍変動とは？
〇心拍変動とトレーニング効果との関係
〇心拍変動に影響を及ぼす要因
〇心拍変動を用いたトレーニング戦略
〇心拍変動を使ったコンディショニングの実践例
〇心拍変動を計測するツール紹介

講師紹介

三津家　貴也（Takaya Mitsuka）
筑波大学大学院博士前期課程修了、修士（体育学）
全国高等学校陸上競技対抗選手権大会入賞（6位）、日本学生陸上競技個人選手権大会入賞（6位）、日本陸上競技選手権大会出場
パーソナルベスト：1分50秒11（800m）、3分46秒33（1500m）
現在はタレントとして、各種メディアを通したランニングの普及活動の他、ランニングコーチ、非常勤講師、モデルなど幅広く活躍
SNS総フォロワー60万人
HP：https://mitsukatakaya.com/

髙山　史徳（Fuminori　Takayama）
筑波大学大学院博士後期課程修了、博士（体育科学）、CSCS（認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト）
メディア実績として、ランニングマガジン・クリール（解説）、NHKスペシャル（取材協力）、週刊東洋経済など
自身も一般ランナーとしてフルマラソン2時間56分の自己記録を持つ
HP：https://hrv-for-athletes.com

心拍変動に関する業績・成果
１．Fuminori Takayama (2022) . Case study of a Japanese professional marathon runner (2h 10' PR). HRV4Training Official Blog.
２．髙山史徳．ランニングマガジン・クリール 2022年4月号心拍変動［ＨＲＶ］を用いたトレーニングの可能性
３．髙山史徳、米山暁夫、鍋倉賢治．(2020) 持久性アスリートおよび球技系アスリートにおける起床時の心拍変動を用いたコンディショニング．スポーツパフォーマンス研究．12: 703-721.
４．Takaya Mitsuka, Fuminori Takayama, Yoshiharu Nabekura (2020) The longitudinal relationship among heart rate variability, training load, psychological state, and race performance in an elite middle-distance runner. Sport Performance & Science Reports. 88.
５．Takaya Mitsuka, Fuminori Takayama, Yoshiharu Nabekura (2019) Fine-tuning training strategy based on heart rate variability: A case study of a middle-distance runner. Sport Performance & Science Reports. 62.

 

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