1.ランナーのためのフットコンディション2.スクワット、ドリル講習　他 受付終了

『第一部』9:00〜10:15

『ランナーのためのフットコンディション講習会』

これまで多くのランナーと出会い、その分それぞれの個性溢れる足を観てきました。

経験則ではありますが、

・足の型が崩れている。

・足のゆびが思うように動かない。

・足裏が硬い。

そんなランナーは、故障がちだということです。

それもそのはず。

走る時に地面と接する唯一の場所が、足。

その足の感覚が悪く、構造が崩れ、機能が失われていたら、

・着地で上手に身体を支えきれない

・力を伝えきれない

容易に想像できるかと思います。

それでも、走れないことはないので、それなりに着地の衝撃に耐えて、それなりに地面に力を伝えて走り続ける。

必要以上に身体を緊張させて安定をとったり、頑張って頑張って力を伝達しながら。

するとどうなるでしょう？

数キロ程度走るくらいなら問題ないかもしれませんが、

数十キロ走ったり、月間100キロ、200キロ以上走るとなれば、

どこかにトラブルが起こっても不思議ではないですよね？

今回のフットケア講習会では、足にフォーカスして、

・足底(裏)の固有受容器(感覚センサー)とバランス感覚について

・それらの感覚入力が低下する事で起こる悪影響

について、お話します。

また、お灸などを活用して、感覚が良くなることで起こる変化を実技で体感していただきながら、その効果について解説していきます。

足の感覚が良くなれば故障のリスクは確実に減ります。

足回りだけでなく、膝も股関節周りも、腰も…

そして、それだけでなく日常の姿勢やランニングフォームの改善にもつながるし、疲れにくくもなります。

この機会に肌で感じて、頭で理解していただければと思います。

きっと今後のランニングライフがもっと楽しく充実したものになるはずです！

●主な内容
足裏の感覚とバランス
足が冷えるとバランス感覚が低下!?
感覚の入力がないと体が緊張する
お灸は筋疲労の予防に効果的
お灸の種類色々
感覚の変化と運動
 

『第ニ部』10:30〜12:00

『スクワットからバウンド系ドリル&ショートインターバル体験』

マラソン選手のように…とまでは言わないけどもう少し颯爽とかっこよく走れるようになったらいいな…

ランナーであれば、その想いを抱いている方も多いと思います。

そんな方が、いつまで経っても

いつも同じ場所で、いつも同じようなペースでゆっくり走るだけで終わっている。

逆に

いつもガチガチに身体を硬直させて、がむしゃらに頑張って走っている。

確かにゆっくり長く走る練習も大事だし、時には歯を食いしばって追い込むことも必要です。

でも、いつもいつもそのような繰り返しであれば、現状は変えられないし、故障のリスクもつきまとってきます。

・身体をコントロールする能力を高める

・基礎的な筋力レベルを高める

・反射機能を高める

・スピードを上げて走ってみる

・安定したフォームで心肺機能に負荷をかけてみる

・テンポよく走ることを繰り返して、適切なフォームを定着させる

そんな練習もやっていかなきゃ。

今回の講習会では、

まず代表的なトレーニングである「スクワット」の様々なバージョンをご紹介していきます。

一言に「スクワット」と言っても

・スタンスの位置や幅

・動きのスピード

・重心移動

などの変化を加えることにより、

・バランスや股関節、臀部の感覚

・筋力

・パワー

などの目的や効果が異なってくることを理解しておくといいですね。

ただ闇雲に筋肉を鍛えてもランニングには活かされませんから。

次にバウンド系ドリルをご紹介します。

筋力やパワーを身につけても、身体を推進させるために利用できないとランニングにはつながってきません。

身体位置を適正に捉えて、地面からの反発を得ながら推進していく。

よりランニングに特化した感覚を身につけていきます。

様々なスクワットで

・地面や身体位置の感覚を良くする

・筋肉の反応を良くする

その後でバウンド系ドリルをするとより動きの質が高くなることも感じていただけたらと思います。

最後に「ショートインターバル」を行います。

100〜数百mのランニングを休息を挟みながら、繰り返していくトレーニング。

それが「ショートインターバル」。

今回は、100mを10〜20本体験していただきます。

短い距離だから、スピードをキープして走れるので、

・股関節周りなど大きな筋肉を使った走りになる

・アキレス腱の弾性や筋肉の伸張反射を使った走りになる

そして、それを不完全回復で繰り返すことで、

・心肺機能の強化

・乳酸利用の改善

の効果も期待できます。

また、力みなのないフォームを崩さないスピードでの走りを繰り返すことで、

自分にとっての現状の適正なフォームを定着させていきます。

(プロ野球のピッチャーが投げ込みをするようなイメージです)

練習の順番にも意味があります。

身体感覚や機能を目覚ます→ランニングに特化した動きの感覚レベルを高める

→適正な動きを繰り返して動きの再現性を高める、持久力を高める

「こんな練習をしていけば、変わっていくだろうな…」

きっとそう実感してもらえるはずです。