室外でできるランニングのための身体づくりトレーニング&ショートインターバル練習会 受付終了

①室外でできるランニングのための身体づくりトレーニング

たくさん走る練習をしても故障しないためには、まずは土台となる身体が安定していることが必要です。また、効率良く推進するためには、安定した着地、ブレない軸、体重を吸収できる体幹、素早く力を発揮する能力　等々…が要求されます。

そのために、いわゆる体幹トレーニングなどを行っているランナーも多いと思いますが、ランニングのシューズを履いて、地に足をつけて、広い空間を使ってトレーニングすることで、よりランニングに特異的な(適合した)効果が期待できると考えます。

また、ランニングエコノミー(経済性)の改善に必要とされる素早い力発揮や反射機能を高めるプライオメトリクス(ジャンプ系トレーニング)というトレーニングを実施しているランナーは少ないと思われます。

今回の講習会では、
・安定性向上トレーニングであるスクワットやニーベントウォーク、ウォーキングランジ。
・筋パワーや反射機能を高めるスクワットジャンプやカウンタージャンプ(垂直跳び)、タックジャンプ。

これらのトレーニングを細かく解説して、実施していただきます。また、ペアでビデオ撮影しながら実際に自分の動作をチェックしながら進めます。折角のトレーニングも好ましくない動きで行うと効果が期待できないばかりか故障の原因にもなりかねません。自分の感覚に頼るのではなく、時には客観的な視点でチェックすることで、トレーニングの質も向上していきますよ。

ぜひ、この機会にランニングに必要な身体づくりの基礎を身につけてみてください。あなたのランニングフォームが変わるきっかけになり、よりランニングが楽しく感じられるようになるはずです。

②ショートインターバル　　200m✖️10〜20本(個々のレベルに応じて)

箱根駅伝の選手のように…とまでは言わないけれど、もう少し颯爽とかっこよく走れるようになったらいいな…ランナーであれば、そのような想いを抱いている方も多いと思います。

そんな方が、いつも同じようなペースでゆっくり走っている。或いは、いつも途中からキツくなって、歯を食いしばって、ガチガチに身体を硬直させて、身体を左右に揺らしながら走っている。確かにゆっくり長く走る練習も大事だし、時には歯を食いしばって追い込むことも必要です。でも、いつもいつもそのような繰り返しであれば、現状は変えられないと思います。

時には、
・スピードを上げて走ってみる
・フォームを崩さないで心肺機能に負荷をかけてみる
・テンポよく走ることを繰り返して、適切なフォームを定着させる

そんな練習もやっていかなきゃ。

その代表的なトレーニングが、「ショートインターバル」100〜数百mのランニングを休息を挟みながら、繰り返していくトレーニング。

短い距離だから、スピードを上げて走れるので、
・股関節周りなど大きな筋肉を使った走りになる
・アキレス腱の弾性や筋肉の伸張反射を使った走りになる

そして、それを不完全回復で繰り返すことで、
・心肺機能の強化
・乳酸利用の改善
の効果も期待できます。

また、力みなのないフォームを崩さないスピードでの走りを繰り返すことで、自分にとっての現状の適正なフォームを定着させていきます。
(プロ野球のピッチャーが投げ込みをするようなイメージです)

今回の練習会では、400mのトラックを利用して、200mを休息を挟みながら10〜20本繰り返します。
(個々の走力に応じて設定を決めていきますので、インターバル未経験の方もぜひ体験してみてください。)

インターバル前にウォーミングアップを兼ねて行うランニングドリルも含めて、きっと「こんな練習をしていけば私も速くなれそうだ…強くなれそうだ…」そう実感してもらえるはずです。