福島県
5.8km
くらしと歴史のわかれ舟渡線-束松峠-
古くから集落間の往来や、旧越後街道だった歴史があり、越後の新発田藩の参勤交代路、会津からの廻米路、越後からの塩の道でした。明治時代に手堀りでつくられた230m程の洞門、馬車が通った石畳道、頂上にある峠の茶屋跡からは、かつてここにあった暮らしの跡が感じられます。山菜・キノコ狩りや散策など、先祖から引き継いできた自然と暮らしに寄りそっています。日本海側と太平洋側の両方の植生が見られます。峠名の由来である「束(たばね)松(まつ)」、準絶滅危惧種のヒメサユリやアワガダケスミレの観察ができます。
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1.1km 15分
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1km 15分
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1km 15分
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0.6km 16分
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0.1km 2分
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0.1km 3分
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0.6km 16分
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0.1km 2分
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0.1km 3分
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0.2km 6分
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0.3km 13分
- その他峠の分岐点
- 束松峠の茶屋を通る「旧越後街道」と洞門を通過する「束松峠新道」の分岐点であり、地域の方々が立てた束松洞門への案内板が設置されています。人が待ち合うための道標としても役割を果たしています。尚、この分岐点を右に進むと束松洞門(隧道)に行けます。束松峠の往来は、会津三方道路の建設により藤峠の利用が盛んとなり、束松峠を越えての利用が激減しました。束松峠沿いの人々はかつての賑わいを再び取り戻そうと、一念発起して、明治26年に地元民の努力によって隧道(トンネル、洞門)を開通させました。この束松隧道は束松洞門とも言われ約230mに及ぶ馬車の通行が可能なものとして、集落の人々の手によって掘削し整備されたのでした。その後、この隧道の一部が崩落したこともあり、今尚交通不能区間となっていますが、地域の人々にとってこの隧道は、先祖によってつくられた大事な財産として、保全の活動、取り組みが続けられています。入口付近は当時掘削によって産出された土砂が堆積して洞門前広場となっており、今は、その広場から隧道の入口である洞門を眺めて当時の風情を偲ぶことができます。分岐点より400m
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0.6km 20分
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- 距離
- 5.8km
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- 所要時間
- 126 分
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- 所在地
- 福島県
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- コース
カテゴリ - ウォーキング
- コース
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- コースの
特徴 - 新日本歩く道紀行 1000の道、ハイキング・トレッキング
- コースの
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- 1000の道 テーマ
- 歴史の道
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- 推奨時期
- 春・夏・秋
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- 問い合わせ先名称
- 河沼郡会津坂下町 教育委員会教育課社会文化班
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- 問い合わせ先電話番号
- 0242-83-3010