本レースは、御嶽古道の豊かな自然と歴史を尊重し、参加者全員が安全かつ公平に競技を楽しむために以下の規則を定めます。参加者は、これらの規則を理解し、遵守することに同意の上でご参加ください。
1.参加条件と遵守事項
- 健康状態: 健康な男女が対象です。レース中に体調不良を感じた場合は、速やかにレースを中止し、スタッフまたは最寄りの安全な場所で休憩してください。
- 巡路(コース)熟知: 巡路(コース)を迷わずに完走できる走力を有していることが条件です。事前に巡路図(コースマップ)を確認し、把握しておいてください。
- ゼッケン着用: レース中は、常にスタッフに見えるように前面にゼッケンを着用してください。
- 自己管理: 本レースは、1月の標高1000mを超える山岳地帯で行われます。天候が急変する可能性も考慮し、レインウェア、防寒着、ヘッドランプ、予備電池、水分、食料など、その他各自必要とする装備品は、自己の判断で必ずご持参ください。
- ストック・ポール: ストックやポールは使用可能です。ただし、周囲のランナーやハイカー、自然環境に配慮し、安全に使用してください。
- 未成年者の引率: 小学生以下のお子様が参加する場合は、必ず保護者の方が引率してください。引率の保護者の方はエントリー不要ですが、安全管理の責任を負います。
2.完走条件と記録計測
本レースの完走には、以下の条件を全て満たす必要があります。
- 金櫻神社でのご朱印授与: 金櫻神社境内でご朱印を授かることが必須です。ご朱印の授与は金櫻神社境内でのみ受け付けております。
- 中間計測: 中間計測地点(金櫻神社)で、ゼッケンのQRコードを計測スタッフに読み取らせ、復路のスタート時間を記録してください。
- 常説寺でのご朱印授与: 常説寺に戻り、金櫻神社のご朱印を提示した上で、常説寺でご朱印を授かってください。
- ご朱印授与料: 金櫻神社、常説寺それぞれのご朱印授与料は、各300円です。これは参加費には含まれておりません。
- フィニッシュ計測: フィニッシュ地点で、ゼッケンのQRコードを計測スタッフに読み取らせ、フィニッシュタイムを記録してください。
- 順位確定: フィニッシュタイムによって最終順位を確定します。
- 表彰: 総合順位に加え、別途定める年代別区分による順位についても表彰を行います。
- 表彰資格: 表彰対象者は、大会が定める表彰式に原則として出席してください。やむを得ない事情により表彰式を欠席した場合は、表彰の資格を失うものとし、次順位の者が繰り上がり表彰の対象となります。
- 制限時間: 5時間。制限時間内に完走条件を満たせない場合は、リタイアとなります。なお、中間地点である金櫻神社にスタートから3時間で到達しなかった選手は、安全管理上、競技を中止とします。競技中止となった選手は、スタッフ車両にて常説寺まで送迎いたします。
3.安全と救護
- 緊急時の連絡: コース内で怪我や病気などで救護が必要な場合は、まず自身の安全を確保し、救護を優先してください。その後、大会本部に速やかに連絡してください。
- 救助費用: 救護または救助が必要と判断された場合、主催者側で救助隊を手配することがあります。この場合、かかった費用は救護された参加者の負担となります。万一に備え、山岳保険への加入を強く推奨します。
4.環境保護とマナー
- コースの逸脱禁止: 登山道から外れることや、コースのショートカットは固く禁じます。
- 自然物の採取・損傷禁止: コース上の動植物、菌類、岩石などの採取や損傷は固く禁じます。
- ゴミの持ち帰り: 発生したゴミは必ず全てお持ち帰りください。自然環境の保護にご協力をお願いします。
- 一般利用者への配慮: 本大会が使用する登山道は、一般のハイカーや地域住民の方々も通行します。他の利用者の通行を妨げないよう、常に配慮してください。追い抜く際や、すれ違う際には、笑顔で「こんにちは」などの声かけをお願いいたします。
5.個人情報・肖像権について
- 肖像権: 大会中の映像・写真・記事・記録・位置情報、および申込者の氏名、年齢、住所(国名、都道府県名または区市町村名)等のテレビ・新聞・雑誌・インターネット等への掲載権と肖像権は、主催者に属します。
- 個人情報保護: 主催者は個人情報保護法令を遵守し、参加者の個人情報を取り扱います。個人情報は、以下の場合を除き、第三者に提供することはありません。
- 本人の同意を得た場合
- 法令に定める場合
- 人の生命、身体または財産の保護のために必要であり、本人の同意を得ることが困難な場合
6.その他
- 荷物置き場: 会場には荷物置き場を設けますので、必要な物をご用意ください。ただし、貴重品は各自で管理し、盗難等には十分ご注意ください。
- 開催判断基準: 地震、荒天等による会場状況の悪化、気象警報の発令、公的機関からの指示・勧告、周辺地域における危険動物の出没情報、感染症拡大など、主催者の責によらない事由により安全な開催が困難と判断される場合は、大会を中止または延期することがあります。









