高知県

31.6km

土佐塩の道

未評価 評価する

天正から慶長の年代(400年くらい前)には、今の香南市の海浜は一大製塩地であって、赤岡町では塩市が開かれていたようです。土佐塩の道は塩の生産地と奥地を結ぶ重要な産業道で、塩に限らず生活必需物資や林産物なども運搬され相互往来の往還道でした。 塩は庶民生活に不可欠のものであったため、塩の道の名称が付けられたようです。当時の最大の遅搬機関として馬(牛)が使われ、馬の安全を祈願する馬頭観音などが建てられている他、見渡し地蔵や丁石など多くの史跡が残っています。

全画面で見る

  1. その他
    赤岡塩市跡
    赤岡塩市跡 与楽寺の山門前に塩市がたち、塩との物々交換で商っていたといわれています。遠くは大栃・岡の内・笹方面(現:香美市物部町)から木炭・椎茸・薪・雁皮などが交換されたといいます。現在「塩屋」という餅屋で当時の名残が屋号として残っています。
  2. 0.25km 5分

    その他
    山城屋と水切り瓦
    山城屋と水切り瓦 その昔、香南の商都といわれた赤岡で廻船問屋をしていたといわれる商家の建物。漆喰の壁に多くの水切り瓦が施された珍しいつくりをしています。赤岡の古い町並みを象徴する建物でもある。
  3. 0.43km 8分

    その他
    一本松と遍路の腰掛け石
    一本松と遍路の腰掛け石 昔、一里ごとに松を植えて里程としていました。「松」は「待つ」につながり、宿場を意味します、この末のすぐそばには大日寺に向かう「へんろ石」(道標)があり、それに沿っておいてあるのが遍路の腰掛け石です。長方形の丸みを帯びた石は、お遍路さんの休み石として腰がかけられるようになっています。
  4. 0.16km 3分

    その他
    陶器製の灯明台
    陶器製の灯明台 この灯明台は火袋(灯りを入れる部分)が陶器でつくられていて大変珍しいものです。この地域には煉瓦製作所や鍛冶屋集団があったとされています。
  5. 1.56km 12分

    その他
    宝鏡寺跡
    宝鏡寺跡 香宗我部親泰が、香宗我部氏の菩提寺として天正13年(1585年)頃に建立したもので、長宗我部地検帳には、堂床が180坪あったことが記されています。明治4年に廃寺になっています。
  6. 3.6km 52分

    その他
    安岡家住宅(国指定重要文化財)
    安岡家住宅(国指定重要文化財) 文化4年(1807年)時の当主が郷土株を買い受けた後、代々郷土食を勤めた家柄で、旧郷土屋敷の雰囲気を濃厚にとどめています。
  7. 1.2km 10分

    その他
    山北両烈士の碑
    山北両烈士の碑 安岡覚之助、嘉助、兄弟の功績を伝えています。兄覚之助は戊辰の役に小軍官として参戦し、若松城攻撃時に流弾を受け34歳で戦死。弟嘉助は、吉田東洋を暗殺して長州に逃れた後、吉村虎太郎の天誅組に参加して敗れ、京都六角の獄で29歳で処刑されました。題字は田中光顕の書です。
  8. 2.9km 38分

    その他
    岩鍋の鞍かけ岩
    岩鍋の鞍かけ岩 この岩に鞍をかけ、そばの川で馬の体を洗い休ませていました。
  9. 1.3km 27分

    その他
    中西川馬頭観音堂
    中西川馬頭観音堂 中西川井ノ上にあり、堂の中の石版に七頭の馬の絵が刻まれています。
  10. 0.1km 3分

    その他
    西川花公園
    西川花公園 約70haに菜の花と200本の桜と600本の桃が植えられている。
  11. 0.3km 9分

    その他
    君子方神社
    君子方神社 昔は、王子村付近にあったが氏子の争いで西川村に移されその後塩の峯に移されたとあり、西川村でも神領があり影の祭りをしていた、この社が君子方神社のことであり塩の神様を祭っていました。
  12. 2.7km 53分

    その他
    文代峠店屋跡
    文代峠店屋跡 海と山を結ぶ、相互往来の「往還路」であった時代に利用されていた「お店」跡地。
  13. 0.5km 9分

    その他
    弘法大師修行の岩を望む
    弘法大師修行の岩を望む 弘法大師が座って修行した岩で上にくぼみがあり、そこに溜まった水をつけるといびらが治り、いびらの神様としても近頃までお参りがあったそうです。※いびらとは皮膚病で大豆半分くらいの大きさのいぼがくっついた状態のものです。
  14. 0.4km 6分

    その他
    お大師岩
    お大師岩 弘法大師が修行で歩いていたら、突然転んできた岩を受け止めたときにできた手形が残っている、と地元の人達に語り継がれています。
  15. 2.7km 55分

    その他
    久保皮見渡し地蔵
    久保皮見渡し地蔵 昔の川には橋がなく飛び石で河を渡っていました。増水や自己でなくなられた方の御霊を弔い、地域をしずめ、往来する旅人たちの安全を祈願するために川岸近くに建立されていましたが道路工事のため現在の所に移されました。
  16. 1.1km 30分

    その他
    寺跡の井戸
    寺跡の井戸 昭和30年大まで住居があり、生活用水として利用されていました。しかしながら普通の民家にはこのような井戸は無く、徳へづな建物、寺跡の井戸である証拠として、一段上の植林地の南側に僧侶の墓を確認することができました。深さは14m。山の上ですが、昔から絶対に水がかれない井戸として言い伝えられており、今でも水をたたえています。
  17. 1.8km 44分

    その他
    黒見休憩所(塩の道桜公園)
    黒見休憩所(塩の道桜公園) この地は、かつて天水田(雨水だけで稲作を行なう田)でしたが、檜40年生となっていたのを隣地と共に購入し、合わせた1haの公園を作りました。季節ごとにきれいな花、手作り小屋やトイレもあり塩の道歩きには重宝されている休憩所です。
  18. 1.2km 32分

    その他
    源太坂
    源太坂 昔、槇山に源太という歌の上手な若者がいました。人妻である於雪と一緒になるため心中を誓い、冥土の土産に晴着を着せるべくある夜、銭を盗むために老人夫婦のを殺しました。翌日捕まり奉行所までの道中のこの坂道で、篭の中からきれいな歌声を於雪に届けようとこの坂道から歌ったそうです。その後、打ち首となり20歳という若さで生涯を終えたと伝えられています。
  19. 0.1km 4分

    その他
    庄谷相の屋敷丁石
    庄谷相の屋敷丁石 丁石とは目的地とまでまの距離を刻んだ石の道しるべのこと。昭和南海地震で倒れて草の中に眠っていたのを起こして欲しいという地主からの依頼で、平成14年3月に地元有志8名により建て直しました。これがきっかけで「土佐塩の道」再興へと繋がりました。
  20. 1.4km 40分

    その他
    庄谷相休憩所
    庄谷相休憩所 庄谷相にある公民館。塩の道ウォーキングの際にはトイレ休憩や休憩所として使われます。すぐそばに川と桜の木があり、春には情緒あふれる風景を愉しむことができます。
  21. 1.2km 30分

    その他
    拓(つぶせ)の馬頭観音
    拓(つぶせ)の馬頭観音 馬頭観音は、昔の荷物運搬の主役である牛馬の安全と、無くなった牛馬の弔いのために方々に建てられました。ここ拓の馬頭観音は、金比羅様の鳥居の下方にあります。この付近は「鳥越のうね」と言い値金比羅坂を登り着いたところで、眺めも良いので一休みしたところです。
  22. 2.4km 65分

    その他
    臼杵の店屋跡
    臼杵の店屋跡 当初建築年代は不明ですが、1860年に改築されたといわれています。大変高井技術で建築されていて、見物客が遠くから塩の道を歩いて見に来たと言われています。往来する役人も好んで泊まったり頻繁に出入りされたといわれ、店・宿として行き交う人の休憩場として終戦後もお茶を出していたとのことです。
  23. 2.1km 49分

    その他
    大栃馬頭観音・葛橋記念碑
    大栃馬頭観音・葛橋記念碑 永瀬ダム建設工事の際、湖底に沈む地蔵堂・観音様・葛橋の人柱と利勝尼などが、この地に移され祀られています。700年ほど前、難工事であった葛橋建設の際に尼法師が人柱として、男の身代わりとなった乳飲み子を生き埋めにしました。橋は無事完成しましたが、尼法師は乳飲み子の位牌をしっかりと抱き息絶えたとのことです。
  24. 0.3km 6分

    その他
    奥物部ふれあいプラザ
    奥物部ふれあいプラザ 塩の道ウォーキングやトレイルランのイベントのスタート地点にもなり、お土産屋やレストラン等も近くにあります。
  25. 1km 30分

    その他
    塩峯公士方神社
    塩峯公士方神社 創建の年代は明らかではないが、昔、別府の神主惣之一が、香我美町の石船神社から一方の籠に塩、片方の籠にご神体を入れてこの峠に来た時、オオクが折れてご神体が落ち、動かなくなり転がりついた所に鎮座した。これが塩峯公士方神社であるといわれています。
  26. 0.6km 15分

    その他
    香美市物部町山崎塩登り口
    香美市物部町山崎塩登り口 香美市物部町山崎塩筑は、国道195号線沿いの十数戸の小さい集落です。その昔、塩が転んできて止まったことから、塩の名がつけられたと言われていまする600m登った所に塩峯公士方じんじゃがあります。
  • 紹介URL
  • 距離
    31.6km
  • 所要時間
    645 分
  • 所在地
    高知県
  • コース
    カテゴリ
    ウォーキング
  • コースの
    特徴
    新日本歩く道紀行 1000の道、トレイル(ロングトレイル)
  • 1000の道 テーマ
    文化の道
  • 推奨時期
  • 問い合わせ先名称
    土佐塩の道保存会
  • 問い合わせ先電話番号
    090-7622-1112
  • 問い合わせ先URL
  • 投稿者
    特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機...

注目のイベント

PR

走ろうにっぽん
ランニングコース10撰

走ろうにっぽんランニングコース10撰

走ろうにっぽんは、ランニングコースという観点から日本の魅力を再発見するプロジェクトです。皆さまに投稿いただいたランニングコースから、都道府県別の10撰を投票で決定しています。