5.9km

西の鯖街道 海老坂峠越えの道

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海老坂峠は、その昔若狭の国(福井県小浜市)から京の都まで海の幸を運ぶ鯖街道の一つであり、主要な街道でした。木炭の需要が増えた明治末期から大正年間は、毎日のべ100人余りの人と7,80頭の牛馬が、荷物を背負ってこの峠を歩きました。日吉町側の峠中腹には、若狭の八百比丘尼が建てたという伝説の残る玉岩地蔵堂があり、今も小浜市からの参拝者が訪れます。毎年9月23日の彼岸法要では、お堂の隣の庫裡が開かれ、二階席で昼食を食べながら舞台の余興を見ることができます。峠の山頂には南北朝時代の大きな宝篋印塔があり、旅人を見守っています。昔の旅人の気持ちが味わえる、四季おりおりの風景がうつくしい古道です。

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  1. その他
    旧五ヶ荘小学校(すみよい村づくり協議会 南丹市定住促進サポートセンター)
    旧五ヶ荘小学校(すみよい村づくり協議会 南丹市定住促進サポートセンター) 2007年に閉校した小学校。地域の協議会や市の施設、地域住民が活用しており、昔ながらの木造校舎の中で黒板アートなどが見学できる。春の桜、秋のイチョウの黄葉、冬のイチョウライトアップが美しい。折々にイベントも行われる。トイレあり。毎週日曜朝市が行われ、野菜や餅などが売られている。向いの近藤酒店ではおやつやカップ麺、飲料が購入できる。
  2. 0.2km 3分

    その他
    四ツ谷八景看板
    四ツ谷八景看板 近江八景を模して作られた四ツ谷八景の説明看板。海老坂峠越えの道ではこのうち「海老坂帰雁」「神社晴嵐」「渓川筏乗」の3つが見られる。
  3. 0.3km 5分

    その他
    岡安神社
    岡安神社 「神社晴嵐」にあたる、天鈿女命・応神天皇を御祭神とする神社。天平16年(744年)に三条実雅卿によって創建された。毎年お祭りがある。向いの川は昔「浜」と呼ばれ、木材を運ぶ筏の係留地だった。「渓川筏乗」にあたる。
  4. 2.8km 40分

    その他
    玉岩地蔵堂
    玉岩地蔵堂 「海老坂帰雁」にあたる地蔵堂。福井県小浜市から京の都へ物資を運んだ峠道のふもとにあり、八百比丘尼の伝説が残る。天平18年(746年)創建。秋の彼岸法要では昔は隣町や小浜からも客が来てにぎわった。お堂の隣にある庫裡は今も法要の際に開かれ、二階席から食事をしながら舞台の余興を見るために使われている。
  5. 0.8km 30分

    その他
    宝篋印塔
    宝篋印塔 峠の頂上には南北朝時代後期、応安7年の紀年銘がある宝篋印塔が設置されている。丹波地方で二番目の大きさ。
  6. 1.8km 60分

    その他
    海老坂バス停
    海老坂バス停 バス停近くの旧街道では、石でできた道しるべが確認できる。「右えびさか」「左京みち」の文字が読み取れる。近くの「やまざと市」では日曜の午前中、地元産野菜や漬物などが売られている。
  • 紹介URL
  • 距離
    5.9km
  • 所要時間
    140 分
  • 所在地
  • コース
    カテゴリ
    ウォーキング
  • コースの
    特徴
    新日本歩く道紀行 1000の道、ハイキング・トレッキング
  • 1000の道 テーマ
    食の道
  • 推奨時期
    春・秋
  • 問い合わせ先名称
    南丹市 農林商工部商工観光課
  • 問い合わせ先電話番号
    0771-68-0050
  • 問い合わせ先URL
  • 投稿者
    特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機...

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