玉之浦湾北部の海岸線・河口を巡るみち

その他

真浦橋

布浦地区に流れる布浦川に架かる橋です。布浦川は、岩谷岳西面の山腹を源流とする延長856mの清流です。この地区は江戸時代キリスト教迫害をのがれ移り住んだ信者が暮らしており、布教への想いが地名に残るとされています。この先河口には、旧日東捕鯨基地がありました。

2km 25分

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キー崎

この崎より望む海岸線は、珊瑚の枝のように深く複雑に湾入して波静かな内海の水面になだらかな岬の山肌を映しています。左右に臨む小島・権現島は、氷河期の「海退」のおり、ちょうど準平原の水蝕残丘のような形で海面に顔を出した沈降前の山頂です。

0.7km 5分

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荒川温泉

温泉の発見は、１８５６年（安政三年）『三月十二日、玉之浦代官ヨリ荒川温泉発見ノ通報アリ（後在国日記）』と最初の記録があります。日本最西端の温泉地で昭和初期には東シナ海で漁をする船員・湯治等で賑わっていました。現在でも福江島観光・西の拠点となっています。

1.1km 19分

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３号橋

２河川合流地点が河口直近にある特異な形状の河口に架かる橋で、この下を流れる両河川は岩谷岳北面の広い山腹を源流とする清流です。西側河川上流は、江戸時代玉之浦村荒川金山の存在記録があります。東側河川は、かつて荒川地区・製氷工場の水源でした。

0.1km 2分

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鵜渡橋

荒川漁港に注ぐ荒川川河口に架かる橋です。荒川川は、本流が岩谷岳北面の広い山腹を源流河川とし、支流が七ッ岳南面に連なる分水嶺の山懐深くを源流とする福江島有数の流量を誇る清流です。カワセミなど希少な野鳥が生息し、海藻・甲殻類等が採れ、汽水域部は海産物豊富です。

1.1km 19分

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矢ノ口橋

荒川漁港に注ぐ七岳川河口に架かる橋です。七岳川は、七ッ岳西面及び父ヶ岳南面の広大な山腹を源流とする福江島屈指の流量を誇る清流です。七ッ岳は、九州百名山の１つで石英珍岩の標本的鋸歯状山で地理学では、「シエラの地形」と言われます。中腹には「玉之浦椿」発見の地や十七世紀建立の七嶽神社があります。

1.2km 17分

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オラビ崎

荒川漁港中央に突き出た岬の海岸岩場からは、対岸の荒川温泉と同規格の温泉が自噴し、海に流れ出ています。東側には、北限自生地として希少な長崎県天然記念物ハマジンチョウの群生があります。西側には、かつて旧大洋漁業捕鯨基地跡があり、現在は鮪の完全養殖場があります。

1.3km 14分

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展望台

溺れ谷地形の玉之浦湾の波静かな内海及び東シナ海の外面に面した断崖は、激しい波浪で削り取られた海面に露出した垂直の海蝕崖を造っており、両方を望む眺めは絶景です。日本最後に沈む夕日を眺め、遠い大陸や遣唐使渡航の昔を想い、のんびりと時間を過ごしてはいかがでしょう。

0.4km 8分

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丹奈橋

玉之浦湾、丹奈漁港に注ぐ丹奈川河口に架かる橋です。丹奈川は五島市最高峰父ヶ岳南面の山腹を源流とする清流です。別称清水川と呼ばれ、自然護岸が多く水質のよい丹奈地区の水源となっています。丹奈漁港は、遣唐使の最後の寄港地でもありました。

3.1km 35分

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頓泊橋

頓泊の砂浜に注ぐ仏石川河口に架かる橋です。仏石川は父ヶ岳西面の山腹を源流とする清流です。上流部には長崎県天然記念物リュウビンタイの大群生があります。夏鳥として渡来し、初秋中国大陸に渡るハチクマのルートにあたるため、ハチクマが休息する様子が見られます。

0.7km 15分

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子持坂橋

頓泊の砂浜に注ぐ頓泊川河口に架かる橋です。頓泊川は父ヶ岳西側分水嶺を源流とする清流です。砂浜は、幅４００ｍ・奥行６００ｍと五島市屈指の広さを誇り、白い砂・コバルトブルーの海は絶景で、夏は海水浴場として賑わいます。